研究室3 視覚 4/27

zoomに入ったら先生のほかに2人学生の人がいてビビった。そんなに丁寧にやってもらえるなんて思っていなかったから嬉しかった

 

とりあえず、実験の一例を先生が俺だけのために授業みたいにして15分くらい話してくれた。人間は網膜座標系(網膜のどこにその物体があるかみたいな感じ)ではなく環境座標系(空間のどこに物体があるか)でモノを把握しているから違う方向から見ても物体の位置関係とかを記憶を使ってスムーズに把握できるとかそういう事について。VRを使ってモノを複数の方向から見た時に、体もその移動と一緒に動くときと動かないときで比べると、体を動かしたときの方が環境座標系を上手く使えてるらしい。これすごいけど、体を動かしたときと動かさなかった時での差は何なんだろうって思った。筋肉を動かしたから?って聞いてみたら、脳が動けっていう指令を出したことが重要なんじゃないかって答えてくれた。ここらへんむずい

 

その後は、学生二人(M2,B4)に研究生活について聞いてみた。具体的にどういう生活をしているのかがイメージつかないから聞いてみた。一週間のスケジュールとしては、月曜に進捗報告会、木曜は交代制でゼミ(関連する分野の他の人の論文を紹介)、金曜は院ゼミ(院の人が自分の論文(研究内容?)を紹介)みたいな感じ。この研究室はコアタイムはない。

一日の中でどういうことを具体的にしているのかを聞いてみた。そしたら、今は実験のための環境をつくるプログラムをつくっているらしい。あとは実験をしたり、それをっまとめたり、ゼミの準備をしたりって感じなのかな。

 

この研究室では、個人がそれぞれのテーマをやるって感じ。他のところでは、一つのテーマをみんなで分担してやるみたいなのもあるからそれは研究室次第らしい。

 

俺興味とか実生活に結びついてる感とか複数の基準があるけど、どうやって一つに絞ればいいんだろうって話してみた。そしたら、時間があるんだからじっくり悩んで決めなって言われた。当たり前やな。考える

英語はどのくらい使うのって聞いてみた。

まず、研究室に留学生とか外国人のスタッフが多いから進捗報告会とか外国人との会話は英語でやる。中学英語みたいなもんだって言ってたけど。

あと、論文は大体英語で読む。

英語で書くことは、(少なくとも学部では)あまりないらしい。

 

その後は、学生二人がこの研究室を選んだ理由を聞いてみた。

M2の人は、とりあえず情報コースに入って、その中で面白そうなのを探してみたらここにたどり着いたらしい。脳とか知覚とかに興味があった。

B4の人もそんな感じだった。あとはコアタイムがないのも結構魅力的だったらしい。

 

最後に、教授はどういうことをしているのか聞いてみた。今は注意について主に研究している。外界の刺激によって注意がそれるっていう現象ではなく、自発的に注意を違うものに向けるという行動について、脳のどの部分がそうさせているのかっていう事。これがわかれば、人間の自由意志ってどういうものなのかとかわかるんじゃないかっていうのが面白いらしい(ここらへんは俺が脚色してるかもしれん)

 

なんか、俺が興味ある部分と同じ感じだなって思った。

あと、こういう感じで研究室見学すると、入るんだよねっていう雰囲気になる。俺はもっと軽い気持ちできたつもりだったんだけどなぁ

創造工学でここ来れるらしいしやってみようかな。

でもここの研究室は俺が学部卒業するときに教授が退職するから無くなるらしい。そこめっちゃ大事やん

 

西山先生のところもとりあえず話聞いてみたい

 

後で調べてみたら、先生は電気通信研究所の所長だった。前任は大野総長のポジションやんけ

研究室2 歩きながら話を聞いただけの人 2/18

2月18日

学科の建物前張り込み二回目。今回は購買に弁当を買いに行くだけの人だったからその買い物についていく間だけ話してもらった

 

何をやっている人?:通信工学関連(陳研究室)

 

なんでその研究室を選んだ?:三年生の時の学生実験のときにその研究室に関連する実験をやって面白そうだと思った。(あとこれは研究室に入る前か後かどっちにわかったのかわからないけど)メンバーに留学生が多くて英語を練習できるところがいいと思った。

 

どうやって選べばいい?:自分みたいに専門的な授業を取っていく中で見つけていく。たいていの人はブラック研究室を避けて何となく選んでるけど、できれば好きなものを選べるといいよね。

 

研究のやりがい、大変なところ:研究がうまくいったとき、うまくいかないとき。

 

英語はどのくらい使う?:(この人のいる研究室の教授が中国人だからっていうのもあるのかもしれないけど)留学生が多くて会話を英語ですることが多い。論文を英語で読む。あと、英語で論文を書く人もいる。修士で全員がやるわけではないけどやる人もいる。論文の中にもいくつかレベルがあって、英語で書くやつは一番高いレベル。

(詳しくはわからなかった)。

 

これからやること

・理系の勉強幅広くやる

・その中で面白そうだと思うもの探す

・情物のホームページ見る

・色々本読むなんでも

 

次の疑問

・二年の時のクラス分けのA組とかって一年の時とメンバー変わる?てかその組って全学?専門?

・電気系の人に全学とかで役に立った教科を聞く

・研究室を選んだ理由もっと掘り下げて聞けばよかった。次はそうしよう

・院試について

・研究生活で大変なこと

・電子系の研究室の先輩に同じ質問を聞いてみたい

・院試のこと(TOEIC,学部のどういう勉強が必要なの?分野次第か)

・統一テストとは何ぞや。なんかに使う?

・英語ってどれくらい使うの?

 

研究室1 学食からの研究室訪問 2/12

2月12日

12時くらいに学科の建物前にいたら食堂に行く先輩方に話聞けると思って待ってみた。一人でいた先輩に話しかけたら色々話してくれて、その人の研究室まで連れてってくれた。連れて行ってもらった研究室の炬燵でパソコン開いてた先輩方とか、最近研究室での活動を始めた3年生の人とかとも話せた。先生はいなかった

 

研究室の選び方

・やりたいことを選ぶ

これがやりたい!って思えるようなものが見つかればそれが一番いいよね

・役に立ちそうな、流行のものを選ぶ

就職には困らない。逆求人サイトなんてあるんだ

・ホワイトなところを選ぶ

他のやりたいことに時間を使える

 

 

FTE(ロケット打ち上げるサークル?の佐藤俊先輩(乾研究室))は過去問めっちゃ持ってるらしい

 情報系の乾研究室は自然言語の日本一の研究室。がちで優秀な人しかいない

 

コース配属はGPAのみできまる。?

情報系の研究室は通信工学と割とかぶってる。今回いった情報系のところも通信から来た人がいた

研究室とコースの関わりは研究室紹介のページで分かりそう

 

 

先輩方の例(音声→テキスト、テキスト→音声とかやってる研究室)

・音楽が好きだから音声に関わるやつをやりたかった

・人間の感覚に関わる研究をすることで人間の仕組みを理解できる

これめっちゃいいね

・学部の研究は一年間だし面白そうなテーマと研究室の雰囲気で(第4希望)

雰囲気大事よな

・ボイスロイドに興味があった

・五感に関わるから量子とかよりも考察がしやすい

 

その分野のぱっと見の印象と実際にやることが違うんじゃないかという疑問に対して

・確かにそういう部分はあるからやってみるしかない。早めに興味持ってかじっとけばいいんじゃね?

・院で研究室を変えることもできるし重く考えすぎなくてもいい

・二年生以降の専門科目で面白いと思えるものがあるかも。そういうので知識をためて研究内容を理解できるようになろう

 

 

情報系の勉強に1,2年の勉強は使うのか

・直接かかわってくることは少ない。けど

線形代数は割と使ってる(主にプログラミング?)

・全学とかでやってるものはやっておいて知識として持っておいて損はないし、これから面白い分野を見つけていくにあったって色々知っているほうが広いところから選べる。

 

 

3セメ以降の勉強について

・3セメは比較的楽。でも電磁気がむずいから気をつけて

・5セメは一番忙しいかも?(情報、通信コース)

・6セメは5セメの時間割の詰め込み具合によっては週一とかにもできる

・4年生は研究メインだけど授業もちょくちょくある

研究室の希望調査は10月にやって、10月末に決定する

それ以降は研究室次第だけど、春休みのあたりから研究に必要な講義とか顔合わせとかやって、4月から研究がしっかり始まるところもある。四月から活動が始まるところもある。

 

 

院試免除はGPAとかで決まるらしい(基準はよくわからない)。工学研究科と情報研究科それぞれの上位10%がもらえるらしい。情報研究科は優秀な人が多いからそっちで取るの大変そう。

 

 

研究室の選抜方法

第一段階 全学も入れた?GPA

第二段階 重みづけ表を基にした選抜

第三段階 あまり

 

他の研究室にも、研究紹介スライドとか見せてっていえば大体用意してあるし、行きたいっていえば大体歓迎してくれるはず。連絡するときは教授だけでなく秘書にも一緒にメールしておくと返信率が高い

 

バイトを募集している研究室もあるらしい。ブラックなバイトもあるらしいけど教授とのつながりが作れるならいいんじゃね。何やるんだろ

 

 

電子か情報か

・情報は人気だから就職に困ることはない

・最近はソフト(情報系)の進歩がすごくて、ハード(電子系)もそれに対応して進歩していってるらしい?これはよくわからん

・電気系は物理だしこれからも大事な分野であり続けるんじゃないか(情報に比べて)

by情報系の先輩

 

 

これからやること

・理系の勉強幅広くやる

・その中で面白そうだと思うもの探す

・情物のホームページ見る

・色々本読むなんでも

 

 

これから聞きたい事

・研究生活で大変なこと

・電子系の研究室の先輩に同じ質問を聞いてみたい

・院試のこと(TOEIC,学部のどういう勉強が必要なの?分野次第か)

・統一テストとは何ぞや。なんかに使う?

・英語ってどれくらい使うの?

 

5/4 石巻1

今日の予定を今日朝まどろんで布団の中にいる時に考えた。多分明日の夕方までは予定が入ることはないから、とりあえず多賀城のネカフェに泊まるついでにそのあたりぶらぶらしてこようって決めた。

そして正午くらいに家を出てチャリを漕いでたら、すぐ多賀城に着いてしまった。1時過ぎくらい。調子が良くてチャリがスイスイ進んでたから、物足りなくてもっと遠くに行きたくなった。何も調べてないけど石巻に行くことにした。とりあえず多賀城のイオンで焼き芋とカレーパンを食べた。

松島をこえてしばらく漕いでたら、青看板に石巻の文字が書かれなくなっていた。道を間違えてた、、、10キロくらいの間90度違う方向に向かってた。

そこから元のルートに向かって走ってたら、踏切のところで2人組がカメラを三脚に立てて座っていた。電車好きの人かーいいなーって思いながら通り過ぎたんだけど、ちょっと通り過ぎたところで、あれ話しかければよかったなって思った。今からなら戻れると思って戻って声をかけてみた。

二人は大学一年生で、撮り鉄繋がりの友達らしい。今日は期間限定のラッピングがしてある休日にしか走らない電車(快速ゆけむり)を撮りに来た。その時4時くらいだったんだけど、ゆけむりが来るのは5時。それを待ってる間に通る普通列車も撮ってて、その近くにいた他の撮り鉄の人もこっちに来てくれた。その人が撮った写真まじで綺麗だった。田んぼの水面に電車が映ってて、奥にはトラクターも映ってた。めっちゃいい雰囲気出てた。

待ってる間も普通列車を取るために準備と化してたけどその合間の時間に話した。なんでこういうのが好きなのって聞いたら、小さいころから電車が身近な存在だったからかな、よくわからんって言ってた。あと写真が好きってのもあって、電車以外にも風景の写真とか撮ることもあるらしい。その人は吹奏楽を中学からやってて、大学でもやってるらしい。担当はトロンボーン。宮城出身だったから石巻についても聞いてみた。漫画ミュージアムとか魚がいいよって教えてもらった。

快速ゆけむりを撮ったみんなの写真を見せてもらったけど、やっぱりうまかった。水鏡になってるやつとかえぐい

俺もチャレンジしてスマホで撮ってみた。水鏡の写真を撮ってた人にいい場所を教えてもらってそこから撮ってみた。電車を真ん中に写したかったけどむずかった。

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その人たちと別れた後は、ひたすら漕いでた。

 

7時過ぎくらいに石巻について、とりあえず旅館にチェックインした。部屋が思ったより汚かったけど安いところはこんなもんか。

飲食店が早くしまるだろうからって思ってすぐ飯屋に行った。ラストオーダー七時半のところに7時25分くらいについた。

そこでは金華サバ定食を食べた。うまかった。

 

その後旅館に戻って、風呂入って寝た。こういう時に限って重要な連絡きがち。

5/5 石巻2

朝7時過ぎくらいに起きて、朝食を食べた。旅館の隣のスナックに入ったらテーブルにおかずが置いてあるから、ご飯と味噌汁をよそって食べる感じだった。スナックってこんな感じなんだ。カラオケボックスと飲食店のミックスみたいな感じ(それがスナックなんだろうけど)。飯は写真より安っぽい普通のビジネスホテルの朝食みたいな感じだったけどうまかった。

 

飯食べた後は、適当に身支度を済ませてすぐ旅館を出た。準備している間上の部屋の目覚ましがずっとなってた

 

まずは、前日に調べてた大川小学校に行こうと思ってマップで検索したら、二俣小学校っていうのがヒットして大川小学校の場所がわからなかった。大川小学校が二俣小学校に吸収されたってことらしいから大川小学校は近くにあるんだろうってことでとりあえず二俣小学校に行った。8キロくらいだったからすぐ着いたんだけどただの小学校だった。そこで大川小をもう一回調べてみたらそこから12キロ先の北上川河口近くにあるってことが分かった。軽く寄ってみるくらいの気持ちだったから遠く感じたけど、ここまで来て行かないのもなぁって思っていくことにした。川沿いの道は見通しが良くて長く感じた。GWに一人で何やってるんだろうって気持ちになったり、やっぱチャリいいなって思ったりした。

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大川の悲劇って言われてる話の現場を実際に目にしたり、パンフレットを読んだりしてみると、当時どういう感じだったのかっていうのが自然と頭に浮かんでキツかった。廊下の掲示板に今月の生活目標っていう掲示板があった。裏山に逃げる道みたいなのもちゃんと見えた。

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パンフレット

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大川小学校

空白の50分とか言われてるけどその状況にいたら俺も判断遅くなるかもなって思った。

あと、助かった先生とか児童は集団行動から外れて自分の判断で行動して助かってるし、自分の判断で裏山に逃げようとしたけど先生に止められてみんなと一緒に避難して犠牲になった子もいるっていうのは、今後こういう状況になった時の逃げ方を考えさせられた。前もバイト中に地震が来て、みんな逃げてなかったから俺もその場にいたけど、すぐに建物の外に逃げたほうが良かったのかなってちょっと思った。それで何にもなかったら変に見られるのかもしれんけどもし何かあった時のことを考えると難しい。自分で判断したほうがいいのはこんなような事前準備がしっかりしてない場合だけかもしれんけど。

児童110人中30人くらいは親が迎えに来て無事助かって、そうじゃない子たちが助からなかったってのがなんとも言えない気持ちになった。小学生の時、雨の日とかに他の人の親がちょくちょく迎えに来てたなっていうのを思い出した

てか裏山の道に階段つくろうって話してたけどそのままになってたり、避難場所を具体的に定めてなかったりしてたらしいけど、こういうことってどこででも起こってそうだよね。大事なものを中途半端なままで放置しないように気をつけたい

 

帰り道は時間がたつのが速く感じた。実際速かったのかもしれん。でも風は行きも帰りも強い向かい風だった。ローソンでバナナを買って食べた後、そういえばもうすぐ昼飯食べる店につくやんって思って後悔した。

 

飯は物産館の二階で海鮮丼を食べた。みんな家族で来てた。3種類のミニ海鮮丼みたいなのを食べたんだけどめっちゃうまかった。生魚を食べるの久しぶりだった

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海鮮丼

そのあと物産館で、たつるにおれんちの施錠チェックを昨日の夜してもらったお礼としてほやの干物を買った。うまいのかわからんけど

 

午後は石ノ森漫画ミュージアムに行った。こういう漫画ってあんまり知らなかったから新鮮だった。サイボーグ009大阪ハムレット見たくなった。トキワ荘ってすごいな。

お土産コーナーに河北新報社の震災のときの写真集みたいなのがあった。亘理、仙台空港石巻とか知ってるところが震災当時どんな感じだったのかが載ったんだけど想像以上にひどかった。

 

外に出ると強めの雨が降ってた。帰りもチャリで帰るつもりだったけどめんどくなったから電車で帰ることにした。その前に、寄るつもりだったまちの本屋にいったんだけど、土日しか営業してなくて入れなかった。

 

まだ2時半くらいだったからなんか寄ってから帰りたいと思って、旧観慶丸商店に寄ってみた。石巻が昔どんなところだったかとかが分かった。あと地域のベンチャーについての冊子も置いてあったからちょっと見てみた。よくわからんけどそういうのも盛んらしい。

 

そのあと、帰る前に近くにあったいろりカフェっていうところに寄った。コーヒーがドトールのよりおいしかった。そこにもベンチャー企業の冊子が置いてあって読んでた。どういう経緯でこういうことをやろうってなったのか気になるなーとか思った

しばらくしたら、カタコトの日本語を話す、自転車に乗る格好をした外国人が入ってきた。英語話したいしチャリのことも聞きたいって思って話しかけたかったんだけど、店員さんがずっといるレジの近くで、しかも俺とその外国人以外のもう一人だけいた客の隣に座るからめっちゃ話しかけにくかった。英語で話しかけて向こうが英語話せないとかなったときの気まずさが気になったから。その外国人か隣の客が店を出れば話しかけるチャンスがあるけどちゃんと話す時間がある今行くべきだよなあとか思ってるうちに外国人がジャンバーを着始めた。俺は店の前じゃなくて少し離れたところに自転車を止めてたから、先に店を出て、ちょうどいいタイミングで店を通って話しかけることにした。

店の入り口から少し離れたところで待機して、その人が出てきたタイミングで店の前を通って話しかけた。なんて話しかけるか考えてなかったけどとりあえずCan you speak English?っていってYesって言われたからどこから来たのとかどこに行くのとか聞いた。そしたら俺と同じように石巻駅から仙台行って、そこから東京に帰るっていうから一緒に電車に乗ろうって言ったらオッケーしてくれた。

石巻駅について、バスを待つところに屋根がついてたからその下で自転車を分解してバッグに入れた。そして電車に乗って仙台につくまで話してた。俺が英語で話しても日本語で返すから、会話はほぼ全部日本語でやった。俺の英語下手だったんかな。いや向こうも英語そんなに得意じゃないのかな。でも英語は普通に話せてたし日本語けっこう詰まってからなぁ、、、とか思ったり

その人はポーランド出身の30〜40歳くらいの人で、10年まえに日本に来て、東京でプログラマーをやってるらしい。最近つくばにも週一で行くことになったから、60キロくらいの通勤をチャリでやろうかって思ってる。我ながら頭おかしいアイデアだなって思ってたけどチャリ好きな地元の友達に話したらいいやんって言われた。ポーランドでの武道(柔道だった気がする)の日本人の先生がいて、震災のことをポーランドに伝えてくれってことで石巻に行ったのがきっかけで、今でも震災からの復興の様子とか見たいし好きになったから頻繁に石巻にいってる。

俺が仙台から東京までチャリで行きたいんだって話したら、チャリは初心者だけどいつかは自分も東京から石巻に行きたいって言ってた。えぐ。

石巻でできた焼きそばやをやってる知り合いがいるんだけど、あるとき連絡先をなくしたのか連絡が取れなくなったのかでその人と連絡が取れなくなった。その時に東京のコミケでYouは何しに日本へ?に取材されて、石巻行くって言ったら取材班もついてきて、その協力もあってその人の連絡先が分かった。その焼きそば屋さんの主人は奥さんを震災で亡くしたんだけど、ずっと店は続けてるっていう人らしい。

その人はアニメも結構見てて、俺の名前をいったら逢坂大河っていうアニメキャラクターがいるって言われた。NCの先生にも言われたことがあったけどそんなにみんな知ってるもんなのか。

その人は写真が趣味で、インスタに日本のいろんな写真をあげてた。フォローした

別れ際に、いい出会いだった。話しかけてくれてありがとうって言われて嬉しかった。

 

そのあと仙台駅のペデストリアンデッキの下でチャリを組み立ててたら、若い兄ちゃんに話しかけられた。「靴磨きをやってる間に僕の夢を聞いてもらって、あなたが払ってもいいと思うだけのお金を頂けませんか?」みたいな主旨のことを言われた。こんなに押しつけがましい言い方じゃなかったけど。怪しかったけどこんなことするやつすごいなって思ったし話を聞いてみたかったからやってもらうことにした。その人は東京か千葉に住んでる22歳新卒1年目。いつかは中学の社会の先生になりたいんだけど、その前に社会人経験を積みたいらしい。ファイナンシャルプランナーもやってるらしい。それで師匠に、進みたい道はほふく前進で進め(苦労しろみたいな意味で)ってことでこういうことをやってるらしい。師匠ってなんやねん。怪しいけど靴はふつうにきれいになったしこんなやつなかなかいないから500円くらいはあげてもいいかなって思ったんだけど、小銭が200円だけだった。ここが今日最大のミスなんだけど、200円だけ渡すのがなんか申し訳なくて1000円札を渡してしまった。俺何やってんだああああ

旅で金銭感覚が少しゆるくなってたのもあるかもしれんけどあげすぎだって

その人ともインスタを交換して別れた。

家に帰ってチャリを見たら、後輪のボルトを手で締めたあと工具で締めるのを忘れてたことに気が付いた。話ながらやってたからだ。あぶな

旅の終わりでいろいろとやらかした。