研究室5 情報系(対面)5/17

18時から片平の研究室にお邪魔した。9個の研究を見せてもらった。研究室の隣の部屋とかいろいろ移動しながら7人くらいの人が順番に研究を紹介してくれた。手厚すぎる。ありがたい。

 

全部の研究が面白すぎて頭がパンクしそうだった。順番に振り返る。

 

部屋プロジェクト

ディスプレイを、人の動作に連動して動かしたりして臨場感を出す技術。俺が体験したのは、リモコン操作で画面の中の壁を押すんだけど、それに連動してディスプレイが動く。その動くスピードによって壁が重く感じたり軽く感じたりする。

 

動く机

4つの机(天板がディスプレイかなんかになってて何かが表示されてる)が、中心に全部の机の頂点が集まるように並んでて、人が奥側の机に映ってるものをタッチしようとしたら、それを察知して手前の机二つが道をあけてくれたりして、人の動きに合わせていい感じに移動する机

 

VR

VRをつけて広がる空間を見ながら体を動かすんだけど、実際に移動した距離よりも過疎空間での移動距離が大げさになるようにしたやつ。実際に大きく動いているように感じるから、省スペースでダイナミックな動きができるような気になれる。

 

曲がってるのにまっすぐ歩いているような気がするやつ

ロボット掃除機みたいなやつにひもをつけて、それを手で持つ。VRでまっすぐ進んでいるような映像を見ながら、そのロボットに曲がる方向に引っ張られる。でもまっすぐ歩いているような感覚になる。これは詳しい仕組みは分からなかった。でもこうすることで、狭いスペースでも長い距離をまっすぐ歩いた気になれる。

 

 

 動く壁

VRで家の中とかを再現するとき、人の動きで次どこ行くかとかどの壁を触りそうかとかをディープラーニングとか使って予測して、そこに壁を移動させる。そうすることで、どこにでも壁があるように感じる

 

スマホ

スマホスマホカバーに似た装置をつけて、画面の上にちょっとズレるプラスチックの板みたいなのをつける。その板をずらすとめくり続けなくてもスクロールし続けたり、荒野行動みたいな移動と視点切り替えが必要なゲームで普通のスワイプとその板をずらすので使い分けたりして、捜査の幅を広げることが出来る。これをするには、プログラミングで板ずらしに対応する操作を割り当てる必要がある。

 

センシング

Vtuberがカメラを使って人の動きをキャラクターに投影するみたいなのがあるんだけど、それはカメラに映る状態じゃなきゃ使えない。でも、磁場を使えば直接見えないときでもそういうことが出来る。それを使って水の流れを観測したり、ちょろちょろする小動物の動きをmい失うことなく観察できる。

 

Dフリップ

写真に格納されたいろんな情報(動物の身長、体重、生息地、寿命)とかを用いて仲間分けとかグラフみたいに分布を表したりできる。みんなで写真を見るのを楽しんだり、好きな映画(長さ、国、ジャンルとかで分けられているもの)を探したりするのに便利そう

 

ドローンとVRの進化版

ドローンは、ふつうは一人称視点。でも、その後ろにもう一台ドローンを自動追従させて第三者視点で見て操作できる。

VRは、それを見ている時に周りが全く見えなかったりするのが不便だった。でも、正面だけじゃなくて下とか左右にも同じようなものをつくって、不要なら外して外が見れるようになったりしてる。この装置は3Dプリンターで作ってる。

 

歯を削る練習

歯学部で使ってる練習用のやつは高いし、装置が大がかりだから自宅とかでできない。だけどこれは比較的簡単な装置だから家でもできるし、安い。

スマホ画面の上に接着された歯の模型に、タッチペンみたいなやつを当てて削る練習をする。それをVRで見る。すると、スマホで圧力を測ってるから削る強さによって強すぎますとかいい感じとかがVRで表示される。これは歯学部から頼まれてやっている。

 

っていうようなものを見た。目的は人が使いやすいデバイスをつくるっていう共通のものがあって、その実現のために磁場とかの物理とか社会行動学みたいな分野とかプログラミングとかいろんなものを使っている。面白そう。

 

 

その後の雑談タイム

・研究テーマはどういう風に決めるのか

学生が何かアイデアを持っていればそれも考慮するが、学部とか修士のうちは自分で課題を見つけるのは難しい。だから教授とかと話し合ったり先輩の引継ぎをしたりしてテーマを見つける。助教授曰く、課題を見つけるのか研究の中で最も難しいものらしい。

 

・どういう生活なのか

時期による。アイデア出し外必要な時期は長く作業をやるとかはあまりないけど、卒論とかの時期はそれに間に合わせないといけないから忙しい。研究にゴールはないから、節目でとりあえず形にする。

 

・研究って何?

課題を見つけてそれを解決すること。論文を見れば具体的なイメージが掴めるかもよ。

 

・ここはどうやったらいける

みんな情報工学コース。

・コース分けで情報行けるかわからん

ある程度の成績があれば見当違いなところに飛ばされはしないから自分の行きたいところを順番に書いてけばいいよ

 

・英語はどのくらい使う?

研究室内ではたまにつかう。前までは留学生たくさんいたけど今はあまりいない。読む論文は8割以上英語。

 

助教授の人に、なんでうちの研究室なの?って聞かれた。人に焦点を当てているというところなら塩入さんのところもあるやんって。やっぱ研究室に見学するっていうのはそのくらい真剣に考えてる人なんだと思われてるのかな。

 

この研究室マジで面白そう。でも面白さがわかりやすいから逆にためらっちゃうっていう気持ちもある。めんどくさいな俺

 

 

 

 

以下は帰宅直後にとりあえず書いたメモ。めっちゃ楽しかったのに(だからこそ?)マイナスなことしか書いてなかった。

 

3Dプリンター使ってVRスペシャルバージョン…微妙??失礼だなおれ

外野から見たら楽しそうな研究室やな

人間関係は銅なんやろ。わからん

 

アソブレラ / Funbrella

このネーミングすごい